おしゃれな表札は北欧テイスト?人気のあるスタイルと素材を紹介
2023-06-15
近年、表札のデザインが豊富になったことで「おしゃれな表札がいい」とデザイン重視で表札を探している方も少なくありません。中でも北欧デザインの表札は注目を集めており、自宅の外観や家具なども北欧テイストにこだわる方も多いです。
しかし、一度設置した表札の取り外しや変更は簡単ではありません。ただおしゃれなだけではなく、訪ねてきた人がわかりやすい表札であることも表札選びのポイントです。
本記事では、おしゃれな表札、人気のあるスタイルと素材をご紹介します。表札選びに悩んでいる方は参考にしてみてください。
おしゃれな表札のスタイル
表札のスタイルの種類は、北欧やモダン、アンティークなど、さまざまなスタイルがあります。スタイルの種類に関わらず、それぞれに魅力があるため自宅のテイストに合わせて選ぶことが可能です。
以下では、表札をおしゃれにできるスタイルの種類と各デザインの特徴をご紹介します。
北欧
北欧デザインは、フィンランドやスウェーデンなどの北欧諸国に多い雰囲気を取り入れたデザインです。シンプルなデザインが多く、自然をモチーフにした癒しを得られるようなデザインが特徴です。
北欧デザインの表札にする場合、全体はシンプルで淡い色合いを選ぶとよいでしょう。淡い色合いに合わせて花や葉などの自然なモチーフを添えると、温かみのある印象になります。
北欧デザインはシンプルなデザインの表札に仕上がるので、飽きが来ず表札を使用し続けられます。また、シンプルで表札の文字が読みやすく、郵便物の配達間違いや訪問間違いなどのトラブルを防げるでしょう。
モダン
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モダンテイストの表札は、スタイリッシュな印象が特徴です。モダンなデザインには、和モダンやアーバンモダンなどの種類があり、建物が和洋どちらの外観でも取り入れられます。
和モダンな表札は、木目を生かしたデザインや模様、色合いを取り入れたものを現代風にアレンジしたデザインです。和のテイストは温かみがあるため、シンプルすぎることがなく、表札のデザインに取り入れやすいでしょう。
アーバンモダンはモノトーンなデザインで、スタイリッシュな雰囲気が特徴です。配色はシルバーとブラックを基調とした色合いで、モノトーンな外観に合わせやすいでしょう。
アメリカン
シンプルでありながら、色使いやフォント、デザインなどでパッと目を引くアメリカンな表札もおしゃれです。赤や青など、ペンキを塗ったようなデザインが多いのが特徴です。
外壁の色は問わず、白基調やログハウス風の外観にもマッチします。とくに白い外観に青系統の表札は、海やサーフボードをイメージでき、爽やかな印象になります。
また、アメリカンな表札は色合いを変えるだけで印象が変わるのも魅力の一つです。
アンティーク
アンティークデザインの表札は、色合いが落ち着いているのが特徴です。
おしゃれなイメージを持たれるアンティークですが、化成処理により落ち着いた色合いを出しています。ただおしゃれなだけではなく、どこか美しい印象が与えられるのもアンティークの魅力の1つしょう。
また、アンティーク調は文字や縁などの線が細いことが多く、上品な印象を与えられます。シンプルでありながら、周りの家とは違う雰囲気が出て、毎日の帰宅が楽しみになります。
ナチュラル
ナチュラルな表札は、外観を明るく見せてくれる効果があります。シンプルな表札版と、色合いを合わせた文字を施すと、さらにナチュラルさが増すのがポイントです。
また、飾りなどでワンポイントを入れるとナチュラルな中に遊び心が入り印象的な表札になります。ワンポイントを加えることで、雰囲気が変わり、配達などの目印にもなりやすいです。
ナチュラルな表札は白基調の壁との相性がよく、優しいイメージに仕上がるので「インパクトがある外観はあまり好みではないけれど、他の家とは違う表札にしたい」という方にはおすすめです。
シャビーシック
味のある表札が好みの方は、シャビーシックがおすすめです。シャビーシックは元から傷がついていたり、色が剥がれていたりするデザインが特徴のスタイルで、シックな外観やコンクリート調の外観の自宅と相性がよいでしょう。
しかしシャビーチックのデザインは、冷たい・無機質な印象になりがちです。「無機質な印象は寂しい」という方は、表札板の後ろにデザインを施したパネルを添えたり縁を丸くしたりすると、おしゃれな可愛らしい印象も与えられます。
ワンポイントを加えるだけで可愛らしい印象にもなるのが、シャビーシックの魅力の一つでしょう。
表札に使用される素材の種類
天然石やアルミ、木材など表札に使用される素材は多岐にわたります。家の外観や雰囲気に合った素材を選ぶと統一感がでます。
下記で素材の種類と特徴をご紹介します。
天然石
天然石は、高級感のある印象を与えます。和風、洋風どちらの外観でも合わせやすく、馴染みもよいので人気のある素材です。
また、天然石はデザインの種類が多く、外観にぴったりな表札が見つかることが多いのも魅力です。
天然石は、カットする部分によって模様が異なります。同じ天然石の表札でも、まったく同じ模様の表札はないので、一家にたった一つの表札に仕上がります。
デザインのほかにも、天然石はお手入れのしやすさが特徴として挙げられます。自然の素材からできており、雨や風などによって汚れた場合でも、拭き取るだけで汚れが落ちるので、日々のお手入れが簡単に行えます。
お手入れが簡単に行えるので「汚れが落ちず表札が汚くなってしまった」「表札の取り替えを考えなければいけない」ということも少ないでしょう。
アクリル
アクリル素材の表札は、透明感がありキレイな印象を与えます。裏側が透けて、立体感を演出できることが特徴です。また、アクリル素材は小さな傷はつきやすいですが、比較的割れにくく扱いやすいのも特徴の一つです。
しかし、アクリル素材は透明度が高いため、アクリル素材1枚だけでは、少し味気ない印象になってしまいがちです。ステンレスや大理石などの色味のしっかりした素材と組み合わせると、アクリルの素材を活かせます。
アクリル素材は透明感があってキレイですが、変色には注意しましょう。紫外線に弱いので、直射日光が当たりにくい場所に表札を設置するのがおすすめです。
アルミ
アルミはデザイン性に長けているのが特徴で、さまざまなデザインを選択できます。とても柔らかい素材なので、加工時に好みの形状に変形させることも可能です。デザイン性が高いため、多くのメーカーでさまざまなデザインの表札が販売されています。
また、アルミはサビに強いため、多少の雨でサビてしまうことは少ないですが「絶対にサビない」わけではないので、定期的なお手入れはしておきましょう。
アイアン
アイアン素材は、加工しやすいという特徴があります。おしゃれで可愛らしい印象を与えられるので「おしゃれだけではなく、可愛らしさも出したい」という方にはおすすめです。
アイアンは曲げたり伸ばしたりしやすいので、アルファベットや木の枝など細かいデザインも可能です。そのため切り文字で使用される素材としてアイアンが多くすごく人気です。
フォントやカラーの選択によっては、ホテルライクでおしゃれな表札に仕上がります。
また、アイアン素材は屋内外問わずあらゆる場所で使用される素材なので、サビを防ぐ処理や塗装がされています。防サビ処理がされているため、雨に強くお手入れもしやすいというメリットがあります。
アイアン素材は和洋問わず馴染むデザインを作ることができるので、和風の家にアクセントを持たすことも可能です。
ガラス
ガラス素材はデザインが豊富で、おしゃれな仕上がりになります。加工がしやすい素材であるため、カラーや透明度などの種類が選べる他、表札の角を丸くしたり細かいサイズ指定ができたりするのが特徴です。
近年、玄関先への設置だけではなく門柱などに取り付ける場合も増えています。「門柱に取り付けたいけれど、取り付け幅が狭い」という場合でも、加工のしやすいガラス素材であれば、取り付けられます。
自宅の雰囲気に合わせて色味やデザインを選択できるので、外観にぴったりな表札が見つかりやすいです。ガラス素材と他の素材を組み合わせて、個性的なデザインの表札を作ることも可能で、「ほかの家とは違う表札がよい」「個性的な表札にしたい」という方にはおすすめです。
また、ガラス素材はサビに強く、雨や風など天候によって劣化することも少ないため、キレイな状態で保つことができます。
ステンレス
ステンレスは、高級感の演出が可能です。ステンレス特有のシンプルでスタイリッシュな表札板は、おしゃれな印象になります。
いたってシンプルではありますが、丸みのあるフォントを選択したり動物のシルエットを加えたりするだけで可愛らしい印象にもなるので、こだわった表札に仕上がります。
また、ステンレスは強度があるので、割れにくいのが特徴のひとつです。「大きな荷物をぶつけてしまった」というトラブル時でも、多少の力であれば耐えられます。
しかし、ステンレスは変色やサビが出る場合も少なくありません。定期的なお手入れで、できるだけサビを予防しましょう。
木材
木材は古くからある素材で、暖かく自宅に迎え入れてくれる印象を与えます。和風な家との相性がとてもよい素材です。
木材は、浮き彫りデザインが主流で、経年とともに木材ならではの味がでるという魅力があります。また、ナラの木をはじめとした天然の木の表面にニスを塗ることで、光沢のある表札に仕上がるのも木材のポイントです。
しかし、天然の木からできている表札は、腐食による変色が生じる場合があります。定期的にメンテナンスを行い、変色を防ぐようにしましょう。
陶器・タイル
陶器やタイル素材は、独特な模様や色合いが特徴です。
和洋どちらの外観にも合うので、転居が生じた際にも使用できます。
焼き物は火の当たり方によって、模様がさまざまなのでまったく同じ柄がありません。
陶器やタイルの表札でも近所の家とは違う、自宅だけの表札ができるのも魅力のひとつです。
焼き方の種類も多く、信楽焼きや有田焼きなど焼き方によって印象がかわるのも特徴です。
しかし、デザインやサイズが決まっていることが多いため、好みのデザインやサイズがない場合があるので注意しましょう。
陶器やタイルの表札は、あまり強度がなく、ヒビや割れなどが生じる場合もあります。
できるだけ、荷物や石などが当たらない場所に設置するのがおすすめです。
まとめ
自宅の顔ともいえる表札は「近所の家とは違う自宅だけの個性を出したい」という方も多いのではないでしょうか。
表札は、郵便物の配達や訪問する方への目印になります。表札には、さまざまなテイストや素材があるので、自宅の外観や色合いにぴったりな表札を選ぶと、おしゃれな印象を与えます。
北欧デザインは癒しとおしゃれな印象があり、人気のあるデザインです。表札は、強度のあるステンレス素材や可愛らしさも演出できるアイアン素材など、好みのデザインや雰囲気に合わせて選択するのかポイントです。
自分好みの素材やテイストが決まったら、一度「表札シミュレーション」で表札を選んで、名前と合わせてみて具体的なイメージを確認してみましょう。
Web上ですぐに確認できて、そのまま販売店へ持ち込んで購入もできるので、ぜひ活用してください。